設立目的

20年後、50年後、100年後の世界に生きる子供たちが
自分たちの能力を最大限発揮できる環境を残すために今できることとは



20年後、50年後、100年後をどんな社会にするか

子供たちが成人になるには20年という歳月がかかります。その間に子供達にどんな社会を残せるだろうか。そんなことをある日病室のベットの上で考えました。自分に才能があるのであればその才能を、約20年間の事業会社での経験や知識が役に立つのであればその経験・知識を最大限に活かし、より良い社会を後世に残すことはできないだろうか。そんな思いから『社会価値'見える化'研究所』を設立しました。


人間の能力は無限

生まれてばかりの子供達は無限の可能性を持っています。しかし、我々大人が作った社会で成長するに従い、子供達の能力は少しずつ、そして確実に枠にはめられ、制限されていきます。社会が益々複雑になる中で、今後起こりうる諸問題(エネルギー問題、急速な少子高齢化による経済低迷など)を解決していくためには、個々人が自律的にそれぞれの能力を最大現に発揮していくことが大切です。そのような人財を社会に生み出していくためには持って生まれた能力を最大限に伸ばしていく社会的な仕組みを確立することが大切です。


『見えること』、『考えること』の重要性

そのためにわれわれがすべきことは、まずは正しく現実を理解するために社会で起きている諸活動の社会的な価値を正しく知り、本質的にどうあるべきか考え、行動することです。現代社会は、恣意的かつ断片的な情報にあふれており、その断片を日々見ているだけでは現状を正しく把握する事は難しいです。また、複雑かつ情報過多の社会では、あっという間に時が過ぎ、正しく理解するどころか考える間もなくその情報を受け入れ、判断・行動しているのではないでしょうか。


衆知の力を結集

一人ひとりが、物事の社会的な価値を正しく知り、本質的にどうあるべきか考え、行動し、その個々人の力を結集することで本当の意味での「衆知の力」が生まれ、より広い範囲でプラスの影響を与えることができます。 そう、SNSのような手段が整備されている現在であれば想像もできなかったことが実現可能です。本来株式会社とは、営利一辺倒ではなく、より良い社会を作るための社会の器としてあるべきだという原点に立ち返り、社会的に価値のあるものの『見える化』とそれを伝承する社会インフラ作りに取り組んで参ります。


2013年7月4日 社会価値'見える化'研究所

代表 石橋 宏太